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「比良比叡トレイル」 設立の趣意書

    「比良比叡トレイル」 設立の趣意書
 
トレイル【trail】とは歩く道、歩いて旅する道(日本ロングトレイル協会)。歩くことで山の恵みに感謝し、美しく豊かな自然を守ることを願いながら、その地の自然と歴史や文化に触れ、学び、そして、健康と生きる力を育むことができます。
いま、わが国では、九州から北海道まで18を超えるトレイル・ロングトレイルの整備が進んでおり、滋賀県でも10年前に創設された「中央分水嶺高島トレイル80キロ」には、年々多くの山を愛する人々が訪れるようになっています。
 
琵琶湖の東岸から西方を眺望すると、湖の向うに南から北へつづく長い稜線が見えます。南方の峰は主峰の大比叡(848)、四明ヶ嶽など五峰をあわせて比叡山といい、さらに稜線は北へ権現岳、蓬莱山、比良岳、堂満岳、釈迦岳、最高峰の武奈岳(1214)そして最北の蛇谷ヶ峰までつづき、
標高千メートル級の山々が連なって、比良山地と呼びます。
そこで、琵琶湖西岸の山稜を結ぶ総距離約50キロの道を「比良比叡トレイル」として整備してはと考えています。比良山地と比叡山、そしてその山裾に点在する多様な自然と文化を見直し、
その魅力の発信を行い、多くの人々を誘致し、インバウンドをも想定した観光の振興をとおして、地域の活性化を図ることを目指します。
なお、近い将来、本トレイルは高島トレイルや京都トレイルとつながることを想定しています。
本年は国民の祝日「山の日」が施行される年でもあり、この機にトレイル協議会の設立準備を始める予定です。
つきましては、この趣意にご賛同いただき、「比良比叡トレイル協議会」の設立とトレイルの整備活動に、絶大なるご支援とご鞭撻を賜りますようお願いいたします。
 
平成28年7
比良比叡トレイル協議会
                    設立準備プロジェクト



(平成28年度中の協議会設立を目指します)


 

設立プロジェクトメンバー(順不同)


小森文道 (比叡山延暦寺副執行管理部長)
今出川行戒 (比叡山延暦寺副執行参拝部長)

伊藤克己 (滋賀県山岳連盟会長)

加藤賢治 (成安造形大学准教授近江学研究所副所)

井上茂 (滋賀県山岳連盟自然保護委員長)

石川亮 (成安造形大学助教、近江学研究所研究員)

金子博美 (おごと温泉観光協会会長)

秋村洋 (まちづくり大津取締役)

中野友博 (びわこ成蹊スポーツ大学教授) 

小川雅生 (びわ湖バレイ営業部長)

杉江繁和 (江若交通企画部次長) 

中山博識 (中山スポーツ代表取締役)

村田浩道 (NPО法人高島トレイル代表理事)

岸野洋 (滋賀県文化振興事業団理事長)

小川隆 (NPО法人比良比叡自然学校専務理事)

顧問 中村達(NPО法人日本ロングトレイル協会代表理事)





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