滋賀県山岳連盟
2017年度 山岳指導員研修会(積雪期)(兼山岳技術研修会)
記
○ 目的 滋賀県山岳連盟 山岳指導員の育成及び会員の登山技術習得
○ 主管 滋賀県山岳連盟 指導委員会
○ 期日 2018年1月21日 (日)8:00~15:00
○ 会場 比良山系堂満岳周辺
○ 受付 7:00~ 大津市北比良 イン谷口
○ 講師 主任講師 大越久嘉(滋賀県山岳連盟指導委員長)
その他 指導委員会
○ 研修内容 『冬期山岳に於ける自己防御の習得』
7:30 開講式/オリエンテーション
7:45 研修1 「冬山装備」点検/装着
8:00 研修2 「実地研修」
入山~歩行 シート搬送・ビーコン操作
ツェルト・ロープワーク等~下山
15:00 閉講式~解散
○ 参加者 (講師含む) 会員参加 11名
山岳指導員 2名
計13名
所感
今回の研修では冬季の山岳活動で基本と応用の技術を確認習得を目指しました。
あいにく積雪が少なく臨場感に欠けましたが、技術的内容については充実した研修会となりました。
想定はパーティで2500m級の雪山に入山、悪天のため1800m付近でツェルトビバークする。
翌日下降するも途中でメンバーが雪崩に巻き込まれビーコンで捜索、救出する。負傷し自力下山できないので、シート梱包してヘリピックアップポイントまでセルフレスキューするというものです。
研修ではツェルトを張ったり、手袋つけたまま靴、スパッツ装着したりビーコン操作の訓練等を行いました。最後に少ない装備で負傷者をツェルトに梱包して搬送する実地研修を行い、実戦に使える技術を学びました。
細引きでのシート梱包の見本
ビーコン操作訓練の様子
シート梱包の実戦の様子
参加された皆さん、お疲れさまでした。