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『岳連山塾』23記録報告

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記録
   『岳連山塾』(第23回 冬期山行

目的 積雪のある深山に入り、登山の総合力を研修する
主催 滋賀県山岳連盟       主管 指導・技術委員会
講師 山岳上級スポーツ指導員(AC) 大越久嘉
   その他  滋賀岳連指導・技術委員及びフォロースタッフ
日時 2017年3月4日~5日曇り・晴れ 日数 2日間(山中でテント泊)
場所 福井県勝山市 取立山
対象 ・冬山登山を学びたい方
 ・冬山でのテント泊を体験したい方
 ・冬期登山を志向したい方
 ・この研修をお手伝い頂ける方 等々
研修内容
     ・読図、雪洞設営、等雪山の登山技術 
 ・BC設営、冬期生活技術・自然からのリスク管理/防御技術
研修時間  3/4 入山 東山いこいの森前国道157号線P(620m)~
       取立平(900m)付近BC幕営~雪山登山研修~宿泊
       3/5  BC出発~取立山(1307m)登頂~往路下降~BC撤収~登山口下山  
参加   計7名(うち会員外2名)

スタッフ所感
冬山での登山技術の習得には、実際に雪山に入山して実体験を通して身につけるのが
      もっとも早道と考えます。今回の【岳連山塾】23でも雪の感触、寒気、アイゼンのフリクショ
      ンなど極めて感覚的なものを自分の肌身から感じ取って、冬の自然界(山)に入り込む術
      を習得していただきました。
       入山前にみんなで登攀ルートを考察し、地図コンパスでルートファンディングしながらBCま
       で行動しました。またBC設営後、雪洞を掘って危急時のファストビバークに備える技術を研
       修しました。
       この日は大変穏やかな好天に恵まれ、テント生活の夕べは懇親も含めて大変有意義な時
      間 を持つことが出来ました。
        明けて5日の早朝、カリカリに凍った雪面にアイゼンを効かせてBCを出発しました。あえて
       一般トレースを外れて急傾斜の斜面をラッセルして登攀訓練を行い、やがて美しい雪稜に出
       ます。周辺の雪山を眺めながらの美しい雪稜登高は、雪山山行の醍醐味であります。
       広い雪原となって いる取立山のピークからは雄大で荘厳な白山を堪能しました。
       下山も硬い雪面に足を取られないよう慎重に足を運び、最後まで聞きを緩めないようにして
       計画通り全員無事下山しました。

       雪山では、ちょっとした気の緩みや一瞬の出来事、小さなミスの積み重ねが生命の危機に至
       る事故遭難につながってしまいます。そうしたリスクを回避する防御技術の習得に登山する
       者は常日頃より精進知る必要があると考えます。【岳連山塾】では今後もこうした訓練研修
       を繰り返して実施していきます。
       また次の機会にも皆様のご参加をお待ちして居ります。

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ワカン装着して雪山へ入山

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正確にルートファンディングしてBC設営する雪原に出る

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テント2張りでBC幕営、雪上で生活就寝するのも雪山での重要な技術

イメージ 3 
雪洞設置の研修、みんなで協力しながら4人程入れる雪洞を掘る
労力的にも時間的にも結構なアルバイトだ

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取立山の主稜線で雪山を堪能する塾生たち


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北陸の主峰白山を遠望する
その美しさに皆感嘆の言葉
「綺麗!」


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取立山のピークで記念撮影


参加された皆さん、お疲れさまでした。
【岳連山塾】


2016年12月定例理事会議事録

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議事録
テーマ
201612月理事会
日時
2016/12/13
場所
県立男女共同参画センター
出席者
敬称略
伊藤、澤山、片岡、藤堂、竹村、古川、大前、今井、山本伸、植田、渡、小林、中西
資料
国体強化選手選考会実施要項 同選手選考会男子の部要項 
山岳指導員研修会要項
自然保護委員会第7回山行実施要項 
H27年中における山岳遭難事故マップ
会員募集パンフ  
日山協登山月報  他

                 内容
1.会長挨拶
 今年の終わりにあたり、岳連活動ありがとうございました。
 岳連60周年記念パーティー、山の日イベント、比良比叡トレイル等多くの事業がありました。
 本年度残り3カ月安全登山に努めて無事に過ごしたいと思います。

2.報告
○ 事務局
・1120日県民体育大会 
  1位甲賀市 2位東近江市 3位草津市 甲西高校を起点として実施。
・1126-27日近畿地区山岳連盟総合会議

○ 遭難対策委員会
・122日冬山山岳救助訓練講習会 赤子山スキー場周辺
・113日同上事前講習会 東近江市県消防学校
 詳細は岳連HP参照
・比良パトロール11月は大津山岳会が実施しました。

○ 競技委員会
・121011日ブロック研修会は都合により不参加
 次年度は審判資格を取るため参加します。

○ 各山岳会報告
・八日市 きぬがさ 永山会 大津 楓 ダイキン 東レ

4.協議事項
(1)平成29年度国体予選について
 ・42223日ボルダ リードをまとめて実施します。
   ボルダ会場 南草津 カラーズクライミングジム
   リード会場 北小松 げんき村人工壁
   スポーツクライミングの裾野が広がってきているので、成年の参加が見込ます。

(2)平成28年度山岳指導員研修会(積雪期)兼山岳技術研修会について
  115日堂満岳周辺 主任講師 大越久嘉
  詳細 岳連HP参照

(3)その他
 ○自然保護委員会第7回山行「大津西南部県境周辺」
   比良比叡トレイル調査を兼ねる。
   11409:0015:00ごろ
   集合 09:00京阪穴太駅前

 ○岳連会員募集パンフレットについて
   加盟山岳会一覧表に空欄となっている山岳会は、メールにて城尾氏まで
   提出願います。
   会員募集の文面に訂正追加あり
     (山登りは楽しいですかorですが やまっこへの入会等)

 ○神戸登山研修所での近畿地区山岳連盟合同技術研修会について
   当日が県民体育大会と重なった為、滋賀が担当県なのに、一般参加が
   やまっこ 7名となりました。
   年度の行事日程を定める際に日程の重複を避けるように、十分協議を
   願います。

5.その他
 ○次回理事会:118() 19:00~ 男女共同参画センター
 ○2月理事会は221() 19:00
 ○各委員会は年次報告の準備に掛かってください。
 ○3月常任理事会は315() 19:00~ の予定
 ○H29年総会は411() 19:00~ の予定(例年通り)
                                         以上

アマチュア無線のお勧め

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遭難対策委員長からのPRです。

                     記

「アマチュア無線」講習会情報を業者より入手しましたので「資料」をお送り致します
 3/19とむ3/26に栗東で開催されます。
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携帯電話も昔に比べると山岳エリアでずいぶん繋がる様になりましたが、
山岳エリアは基本的にサービス圏外です。

山岳エリアでの頼み綱はやはり「アマチュア無線」。
登山技術の一つとして登山者は持って頂きたいです。

お申込み、お問合せは直接 「日栄ムセン」 まで願います。
 
県山岳連盟 遭難対策委員会
 竹村 喜一郎(Takemura Kiichiro) 

2017年1月定例理事会議事録

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議事録
テーマ
              2,017年1月理事会
日時
            2017/01/18
場所
県立男女共同参画センター
出席者
敬称略
伊藤、澤山、片岡、藤堂、竹村、古川、大越、今井、井上、植田、大前、渡、小林、藤原中西
資料
山での救急応急処置講習会実施要項、 同参加申込書
72回国体山岳競技強化選手選考会実施要項 同参加申込書 
8回自然保護山行実施要項
大阪府岳連パンフ 日山協登山月報 他

           内容

1.会長挨拶
・本年もよろしくお願いします。
・待望の雪も降ってきました。
・日山協登山月報に名称の変更についての臨時総会の議事録抜粋が
  記載されていますので参照ください。

2.報告
○ 事務局
 特に報告事項はありません。

○ 指導委員会
・1120日 近畿地区登山技術研修会が
 神戸登山研修所にて滋賀県担当で行われた。
 参加者は講師の林先生を含めて30
 内容は山岳における指導法について参加型で実施された。 

・115日 指導員研修会
 比良イン谷で行われる予定が天候急変により前夜14日に中止となった。

・34-5日 岳連山塾
 例年雪山テント泊で実施しており内容検討中岳連HPUPする。 

○ 遭難対策委員会
・113日冬山遭難救助訓練事前講習会
 県消防学校にて、講師4名、事務局1名、県下の消防警察49名。
・122日 同上講習会本番を余呉にて実施予定・ 63名参加。

○ 自然保護委員会
・114日 比叡山の南部を予定していたが、天候により中止としました。

○ 競技委員会
・72回国体山岳競技強化選手選考会の実施要項を一部改正しました。
 リード競技は、例年通りげんき村人工壁、
 ボルダリング競技は、草津市野路のカラーズで行います。
 カラーズの駐車場が数台しか置けないので、近くの玉川小学校にお願いする予定です。

○ やまっこ委員会
・6件登山計画書が出ています。

○ 各山岳会報告
・八日市、 きぬがさ、 永山会、 楓、 ダイキン、 東レ

3.協議事項

(1)山での救急応急処置講習会
・34日 東近江消防本部にてAM09:00-12:00 講師:救急救命士
  参加定員:25名 参加資格は特に岳連会員ではなく一般に開放している。

(2)県民体育大会 山岳競技
・湖北ブロックとされているが具体的にまだ何も決まっていない。

(3)第8回自然保護山行
・長命寺津田山周辺  311() 09:00-14:00
 参加希望者は自然保護委員長 井上氏までTEL メールなどで連絡ください。

(4)その他

○ 年度末が近づいているので、各委員会は会計処置を行い、会計城尾氏まで連絡ください。

○ 2月理事会にて次年度行事計画の摺り合わせを行いたいので、行事日程の立案を願います。
○ 総会での報告資料の作成をお願いします。

○ 滋賀国体山岳競技についての動きは、会場常設、仮設、ビレーヤーの養成、
  運営委員他の資格取得、等々あるが、現在動きはありません。
  次年度からとなるようです。

○ 県体前夜のテント泊での集いはぜひ再開させたい、との要望が28年度県体でありました。
  以前のように電気やその他は必要なく、泊まる場所で競技会場まで車で行ける場所。

5.その他
○総会は411() 男女共同参画センター
 各委員会は資料作成願います。
 
次回理事会:221() 1900~ 男女共同参画センター
                            以上
 
 

【山での救急応急処置講習会】開催要項 3月4日(土)

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もしも山で怪我をして血が止まらなかったなら・・・

もしも仲間が怪我をして動けなくなってしまったなら・・・
            ・・・あなたには何が出来ますか?
山に入る前に保険加入と共に救急技術&知識を身につけよう!登山者の責務です。
 

山での救急応急処置講習会開催要項


①目 的  山での万が一の事故に際して、正しい応急処置技術・知識を身につける。


②主 催   滋賀県山 岳連盟


③主 管  遭難対策委員会


④期 日  平成29年3月4日(土)午前9時~12時(集合:午前8時50分)


⑤会 場  東近江消防本部(八日市消防署) ℡0748-22-7610


           *下記の地図を御参照願います。


⑥講 師  東近江消防本部(八日市消防署)救急救命士


⑦参加定員 25名(但し先着順)


⑧受講資格 開催趣旨を理解して受講希望の登山者


⑨講習内容 「山岳における救急法」

            応急処置の基本 止血法  骨折 捻挫 打撲の処置  山での搬送

            実技を中心とした講習です。


⑩申込み先 別紙「参加申込書」に必要事項を記入の上、岳連/遭難対策委員会まで

        2月20日(月)必着で・郵便・fax・メールで下記まで御連絡を願います。

        各山岳会(団体)でまとめて当日、岳連/遭難対策委員会まで御願い致します。

申込み先  遭難対策委員会 竹村 喜一郎
           〠 529-1628 蒲生郡  日野町 西大路 2092-1

            & fax 0748-52-2926

           E-メール takemura-jl3hgl@tulip.sannet.ne.jp
           参) 携帯 090-2599-6799


⑪その他
  ・受講費は無料

    ・参加記念品として「テーピングテープ(38mmm)」をお渡しします。

    ・必ず、時間厳守で御参加願います。
    ・運動の出来る服装と筆記用具持参で

又(仮定して)日帰りで綿向山登山に行く個人装備(食糧関係を除く)を

持参願います。

   ・申し込み&お問合せ先は必ず上記の「申込み先」まで御連絡願います。



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        平成28年度 救急応急処置講習会 参加申込書


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『岳連山塾』23の案内

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『岳連山塾』山行第23回 冬期山行
主催 滋賀県山岳連盟 主管 指導委員会  
目的積雪のある深山に入り、登山の総合力を研修する 
・リーダー 滋賀岳連指導委員会及びフォロースタッフ 
・日時2017年3月4日~5日 日数 2日間(山中でテント泊)
・場所 福井県勝山市 取立山
・ルート概要 3/4 入山 東山いこいの森前国道157号線P(620m)~
       取立平(900m)付近BC幕営~雪山登山研修~宿泊
        3/5 BC出発~取立山(1307m)登頂~往路下降~
        BC撤収~登山口下山 
*詳細計画は申込締切り後、参加状況等を考慮し
  山行計画作成の上 参加者に配布します。 

・対象・冬山登山を学びたい方
・冬山でのテント泊を体験したい方
・冬期登山を志向したい方
・この研修をお手伝い頂ける方 等々
・研修内容(内容を変更する場合があります) 

・読図、雪洞設営、ツェルト梱包等雪山の登山技術 
・BC設営、冬期生活技術・自然からのリスク管理/防御技術
装備 冬期対応クロージング/登山靴/ワカン(スノーシュー)/                            ハーネス等登攀具/ アイゼン(10本爪以上)/ピッケル/ビーコン/冬期テント泊装備/その他 ○詳細は参加者に提示します。基本的に個人でご準備下さい                    (問合せは下記まで) 
・参加      参加資格*山岳保険(登攀・冬期)加入が必修条件                 健康な成人男女で冬山装備が準備できる方                  滋賀県山岳連盟の会員、山岳会/団体の会員                  各種団体の推薦を受けた者、一般                  定員 10名(先着順) *参加可否判断は個別に事前聞き取りして、確認/判断させて頂きます。
調査の結果、場合によっては参加を見合わせて頂く場合があります。
リスクを伴う実践登山での研修会開催であるという性格上、
こうした処置に対してご理解ください 
・費用 参加費 滋賀岳連会員 2000円 滋賀岳連会員外 6000円 その他 交通費・食事代・燃料費等の実費・精算
・申込 下記申し込み内容を記載の上、受付に提出して下さい 受付  滋賀県山岳連盟 指導委員長 大越宛にメールかfaxで大越久嘉 宛 bigover@mac.com fax 0749-25-3916 締め切り 2017年2月17日(金)まで 
・その他 この山行に関して、個別の傷害保険等には加入致しません。 山行の                      詳細については、申込み締切り後個別に打合わせ連絡致します。 こ                             の山行はピークハントを目的としていません。研修等により時間が経                       過した 場合は山行途中でも下山します。 山行中に不調者が出た場                      合は全員で下山します。 

 ◉その他   ・参加者には開催前に一斉メール等で詳細計画など諸連絡を行います。                 ・荒天等により中止する場合は、前日までに委員会より連絡致します。
             ・この研修会は危険行動を伴う研修内容を含みます。主催者は安全には 配                     慮しますが、不慮の事態や自然等の外的要因のため傷害事故 や生命に                                    危機をもたらす事象が起こる可能性もあります。またこうし た事象対策処                                    理に対しての出費等は各自の保険等で自己負担でお願い します。それら                                    を承諾した上で参加の申込をお願い致します。


記;2017.1.29『岳連山塾』


 
滋賀県山岳連盟 『岳連山塾』23申し込み 

氏名 性別 年齢
山岳保険の種類 

所属山岳会/団体名  * 滋賀県山岳連盟非会員の方は所属団体を記載下さい


住 所 
電 話 fax 
携帯電話


緊急連絡先 氏名 tel 


研修会参加に当たっての要望等 

平成28年度 冬山山岳救助訓練&講習会(1)「報告書」

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平成28年度 冬山山岳救助訓練&講習会「報告書
                 
                                 報告:滋賀県山岳遭難防止対策協議会/事務局

1,実施日   平成29年 1月22日(日)
2,主 催   滋賀県山岳遭難防止対策協議会
3,主 管   滋賀県山岳連盟
4,会 場   長浜市 ウッディパル余呉(赤子山スキー場)
5,講 師   山 本 一 夫 主任講師(滋賀県山岳連盟 指導委員)
        須 藤 邦 裕     (滋賀県山岳連盟 指導委員)
        藤 堂  保      (滋賀県山岳連盟 副会長)
        田 上 雅 巳     (滋賀県山岳連盟 指導委員)
6,参加者(順不同) 
               湖北地域消防本部     13人     滋賀県警察本部       17人   
大津市消防局       2人      東近江行政組合消防本部       9人
彦根市消防本部      4人      高島市消防本部          2人
吉野消防本部      2人         滋賀県山岳連盟       3人
長浜市市役所      3人
講 師             4人   役 員                4人 
                  合  計             63人



7,訓練(講習会)内容
    雪上歩行(歩行技術)⇒スキー場斜面を上り下り
    冬山での救助作業の基本
・我が身を守る心構え  ・冬山登山の基本  ・雪崩対策
    雪上での支点の取り方と強度
  ・立ち木  
・人工物( 木々  土嚢袋   ) 
それぞれを人力加重で強度の確認
   引き上げのシステム
バスケット担架、ツエルト、背負い(搬送)を用いて
1/3システム等を利用した負傷者の引き上げ
       以上の講習内容を3班に分かれて実習を行なう  
⑤ 捜索技術 
 ・ゾンデ棒(プローブ)による捜索
 ・ビーコンによる捜索
  操作方法   遺留品の確認  ショベルの使用方法  
二次遭難事故防止
⑥ まとめ
・訓練(講習会)を通じての質疑応答
・各参加団体間での技術交流

 午前中は比較的に穏やかなお天気だった、午後からは前線の通過と共にお天気が急変で小雨となり講習会が終える頃には雪となった、ただベースとなる雪が少なく積雪不足の訓練&講習会となった。
 内容的には訓練としての位置付け上、例年の積雪期での訓練(講習会)とほぼ同じ内容になりました。
   実際の救助活動に於いては、各諸団体の集結となるのでお互いの技術水準とコミニュケーションが最も大切である。僅か1日の訓練(講習会)では有ったが、冬山の基本から捜索 救助 搬送(収容)活動までの救助活動を体系的に実践する事が出来た。今回の訓練「講習会」で収得をされました内容を各所属団体に伝達をお願い致します。又熱心にビデオ・カメラ等による記録をされる参加者の姿には感銘を受けました。最後になりますが参加団体間のお互いの技術交流も含めて、一定の成果を上げ終える事が出来ました事に感謝致します。
 
【 事前講習会の報告 】
 1,期 日   1月13日   午前9時~午後3時15分
 2,会 場   滋賀県消防学校(東近江市)
 3,講 師   山 本 一 夫  主任講師 (滋賀県山岳連盟 指導委員)        
 大 越 久 嘉       (滋賀県山岳連盟 指導委員長)
須 藤 邦 裕       (滋賀県山岳連盟 指導委員)
         藤 堂  保        (滋賀県山岳連盟 副会長)
 
 4,参加者   県警察本部  県下各消防本部(局)  講師&役員  合計 49名
 5,内 容   午前  座学「レスキューの基本」
            ・雪崩の発生メカニズム ・危急時対策 ・救助中の過去の事故                      
             「読 図」
            ・進行方向の見方      ・尾根、谷の表示 
         午後  実技「冬山登山の基本」
            ・装備、服装に付いて
               「確保技術」
                        ・支点の取り方       ・流動分散
               「ゾンデ棒(プローブ)による捜索」デモのみ
以上の講習内容を3班に分かれて実習を行なう

平成28年度 冬山山岳救助訓練&講習会の報告(2写真)


2017年2月定例理事会議事録

長命寺~津田山 初春の自然観察会

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2016年度最後の自然観察会を3月11日に開催しました。
目立つ花々はありませんが、温帯照葉樹林の草木を勉強しました。

参加者: 4名 + 井上委員長
行程: 近江八幡運動公園9:30→10:20長命寺→11:20長命寺山→
     12:10津田山(奥島山)三角点12:40→14:15国民休暇村

観察した植物: 
・長命寺まで: アラカシ、イタリカズラ、藪椿、スダジイ、カナメモチ、アオキの花
・長命寺山:  シキミの花芽、カラスサンショウ、タラ、スダジイ、ヤブニッケイ、アラカシ、
         サカキ、ヒサカキ、ムベ、カゴノキ、ネズミモチ、ヤマモモ、ユズリハ、
         ホソバタブ、ソヨゴの実、馬酔木
・津田山まての尾根: イワカガミ、クヌギ、ヤマコウジ、ツルシキミの花芽、ヒイラギ、ユズリハ、
         コウヤボウキの枯れ花、スダジイ、イヌツゲ、ネジキ、ソヨゴの橙色の実、
         タカノツメ
・国民休暇村まで: シロダモ、アオキ、ヤブニッケイ、トウゲシバ、えのき、大キゴノオオシダ、
         ベニゴケ、トウゲシダ、冬イチゴ、シュンラン

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運動公園から
長命寺山と津田













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ここから階段です














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808段階段



















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長命寺













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長命寺山頂























ヤマコウジ                              ツルシキミ
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コウヤボウキ













津田山山頂にて   3/13追加
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津田山展望地から雪の比良を望む








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沖島の
尾山
が見えました
















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『岳連山塾』23記録報告

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記録
   『岳連山塾』(第23回 冬期山行

目的 積雪のある深山に入り、登山の総合力を研修する
主催 滋賀県山岳連盟       主管 指導・技術委員会
講師 山岳上級スポーツ指導員(AC) 大越久嘉
   その他  滋賀岳連指導・技術委員及びフォロースタッフ
日時 2017年3月4日~5日曇り・晴れ 日数 2日間(山中でテント泊)
場所 福井県勝山市 取立山
対象 ・冬山登山を学びたい方
 ・冬山でのテント泊を体験したい方
 ・冬期登山を志向したい方
 ・この研修をお手伝い頂ける方 等々
研修内容
     ・読図、雪洞設営、等雪山の登山技術 
 ・BC設営、冬期生活技術・自然からのリスク管理/防御技術
研修時間  3/4 入山 東山いこいの森前国道157号線P(620m)~
       取立平(900m)付近BC幕営~雪山登山研修~宿泊
       3/5  BC出発~取立山(1307m)登頂~往路下降~BC撤収~登山口下山  
参加   計7名(うち会員外2名)

スタッフ所感
冬山での登山技術の習得には、実際に雪山に入山して実体験を通して身につけるのが
      もっとも早道と考えます。今回の【岳連山塾】23でも雪の感触、寒気、アイゼンのフリクショ
      ンなど極めて感覚的なものを自分の肌身から感じ取って、冬の自然界(山)に入り込む術
      を習得していただきました。
       入山前にみんなで登攀ルートを考察し、地図コンパスでルートファンディングしながらBCま
       で行動しました。またBC設営後、雪洞を掘って危急時のファストビバークに備える技術を研
       修しました。
       この日は大変穏やかな好天に恵まれ、テント生活の夕べは懇親も含めて大変有意義な時
      間 を持つことが出来ました。
        明けて5日の早朝、カリカリに凍った雪面にアイゼンを効かせてBCを出発しました。あえて
       一般トレースを外れて急傾斜の斜面をラッセルして登攀訓練を行い、やがて美しい雪稜に出
       ます。周辺の雪山を眺めながらの美しい雪稜登高は、雪山山行の醍醐味であります。
       広い雪原となって いる取立山のピークからは雄大で荘厳な白山を堪能しました。
       下山も硬い雪面に足を取られないよう慎重に足を運び、最後まで聞きを緩めないようにして
       計画通り全員無事下山しました。

       雪山では、ちょっとした気の緩みや一瞬の出来事、小さなミスの積み重ねが生命の危機に至
       る事故遭難につながってしまいます。そうしたリスクを回避する防御技術の習得に登山する
       者は常日頃より精進知る必要があると考えます。【岳連山塾】では今後もこうした訓練研修
       を繰り返して実施していきます。
       また次の機会にも皆様のご参加をお待ちして居ります。

イメージ 1
ワカン装着して雪山へ入山

イメージ 2
正確にルートファンディングしてBC設営する雪原に出る

イメージ 7
テント2張りでBC幕営、雪上で生活就寝するのも雪山での重要な技術

イメージ 3 
雪洞設置の研修、みんなで協力しながら4人程入れる雪洞を掘る
労力的にも時間的にも結構なアルバイトだ

イメージ 4
取立山の主稜線で雪山を堪能する塾生たち


イメージ 5
北陸の主峰白山を遠望する
その美しさに皆感嘆の言葉
「綺麗!」


イメージ 6
取立山のピークで記念撮影


参加された皆さん、お疲れさまでした。
【岳連山塾】

第 72回国民体育大会山岳競技滋賀県選手選考会成年男子の部要項

山岳救急応急処置講習会

第72回国民体育大会山岳競技滋賀県選手選考会成年男子の部要項

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72回国民体育大会山岳競技滋賀県選手選考会成年男子の部要項

主催:滋賀県教育委員会
主管:滋賀県山岳連盟
協賛:滋賀県体育協会

期日:2017422日(土)1500~

会場:カラーズクライミングジム滋賀県草津市野路9-7-22 TEL077-599-3444

駐車場:選手、応援の方はJR南草津駅から歩いて下さい。
    駅前に市営駐車場あります。

ルートセッター:(KO-WALLのスタッフ)

日程:受付   1400~1430
         当日受付を済ませて会場内のキッズ壁で各自アップする
   開会式  1450   アイソレーションの更衣室にて
   競技開始 1500

   表彰式競技終了後


参加資格:平成11 (1999)41日以前に生れた人。
     滋賀県在住または在勤、在学の人または滋賀県の高校出身の人。
     滋賀県の成年国体選手の対象となる人。
     (公社)日本山岳協会の選手登録をしている人。

選手登録(公社)日本山岳協会のホームページより平成29年度選手登録をする。


参加料:  2000(当日徴収)。選手登録が未納の人は登録料2000円追加。
参加申込: 申込書にて下記あてに申し込むこと。

  1.種別(成年)性別()に〇印する。

  2.氏名、生年月日、連絡先等を記入。

  3.選手登録をしてから登録番号を記入。

  4.登録料の払い込み(済、未)どちらに〇印する。

  5.保険加入に(済、未)どちらかに〇印する。


  〒523-0816 滋賀県近江八幡市西庄町5 八幡工業高等学校

   滋賀県山岳連盟競技委員長小林広幸

   TEL 0748-37-7227
   FAX 0748-37-1174
   Eメールi3mx3iyn@zb.ztv.ne.jp

   メール,FAXで申し込まれた方は当日「申込書」原本を持参ください。

申込み締切:平成29331

競技方法:ボルダリング競技オンサイトベルトコンベア方式にて決勝を行う。

     「4分でローテーション、4課題を予定。(変更される場合もある)」
     2位タイが出た場合はタイブレークボルダーで勝負がつくまで行う。
 「別に用意された課題で1回ずつ競技して、到達位置をリード方式に採点する。」

選出対象:選手各種別2名、補欠1名
     選手になれば愛媛県の国体山岳競技に出場する。

『岳連山塾』24の案内

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『岳連山塾』山行の案内
(第24回 読図実践訓練)

目的 深山に分け入り読図・ルートファインディングを実践する訓練を行う
主催 滋賀県山岳連盟       主管 指導・技術委員会
講師 大越 久嘉 滋賀岳連指導委員長・上級山岳スポーツ指導員
   その他  滋賀岳連指導・技術委員及びフォロースタッフ
日時 2017年5月21日 (日)荒天中止
場所 大津市志賀町 寒風峠・滝山周辺(オトシ周辺)
    (天候状況等により変更する場合があります)
    集合 大津市北小松駅駐車場 am7:30
        地図URL http://yahoo.jp/k6cYN9 
対象 ・登山技術スキルアップしたい方
   ・実践的な登山技術を習得したい方
   ・読図技術を習得したい方
   ・この研修をお手伝い頂ける方等々
研修内容(内容を変更する場合があります)研修時間 8:00~16:00(移動含む) 
   ・読図、オリエンテーリング訓練
   ・コンパス・高度計・GPSの操作等   ・自然からのリスク管理/防御技術 等         
装備 日帰り登山装備/コンパス・高度計・GPS・ビーコン
    *詳細は参加者に提示します。基本的に個人でご準備下さい(問合せは下記まで)
参加 参加資格 *山岳保険(登攀・冬期)加入が必修条件 
         健康な成人男女
    滋賀県山岳連盟の会員、山岳会/団体の会員
    各種団体の推薦を受けた者、一般   
   定員 20名(先着順)
     *参加可否判断は個別に事前聞き取りして、確認/判断させて頂きます。
      調査の結果、場合によっては参加を見合わせて頂く場合があります。
      リスクを伴う実践登山での研修会開催であるという性格上、こうした処置
      に対してご理解ください。
費用 参加費 滋賀岳連会員  1000円  滋賀岳連会員外 3000円
申込 下記申し込み内容を記載の上、受付に提出して下さい
受付 滋賀県山岳連盟 指導委員長 大越宛にメールかfaxで申し込み下さい
      大越久嘉 宛 bigover@mac.com  fax 0749-25-3916
   締め切り 2017年5月15日(月)まで
その他 この山行に関して、個別の傷害保険等には加入致しません。 
    山行の詳細については、申込み締切り後個別に打合わせ連絡致します。
    この山行は登頂を目的としていません。研修等により時間が経過した
    場合は山行途中でも下山します。
    山行中に不調者が出た場合は全員で下山します。 
    その他 
     ・参加者には開催前に一斉メール等で詳細計画など諸連絡を行います。 
     ・荒天等により中止する場合は、前日までに委員会より連絡致します。
       ・この研修会は危険行動を伴う研修内容を含みます。主催者は安全には 
      配慮しますが、不慮の事態や自然等の外的要因のため傷害事故
      や生命に危機をもたらす事象が起こる可能性もあります。またこうし   
      た事象対策処理に対しての出費等は各自の保険等で自己負担でお願い
      します。それらを承諾した上で参加の申込をお願い致します。  


         
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         滋賀県山岳連盟 『岳連山塾』24 申し込み  
      
氏名                                                
性別                年齢
山岳保険の種類
所属山岳会/団体名  * 滋賀県山岳連盟非会員の方は所属団体を記載下さい

住 所  
電 話                fax     
携帯電話
緊急連絡先 氏名           tel
研修会参加に当たっての要望等


    





日赤救急法講習会

29年度滋賀県山岳連盟定期総会議事録

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議事録
テーマ
29年度定期総会
日時
2017/4/11
場所
県立男女共同参画センター
出席者
敬称略
國松、片岡、伊藤、雲、西澤、澤山、藤堂、.植田、大越、大前、今堀、古川、藤永、小林
今井、城尾、井上、中西 
資料
平成29年度定期総会資料 比良遭対協山岳パトロール実施要項 実施割り当て表 
登山月報 他
 
内容
1.会長挨拶
2016年初めての祝日「山の日」が実施され、関連として比良比叡トレイルの準備が行われてい
ます。
訓練中の事故として栃木県高体連の冬山訓練で死者が出る事故があり結果として滋賀県でも
高校生の冬山全面禁止がなされるようです。
オリンピックでスポーツクライミングが正式競技となり、日山協がその方向で走っています。
滋賀県国体山岳競技は竜王町で実施されることになりました。
総会での活発な意見交換をお願いします。
2.総会の成立
開会時 出席 及び委任状により
評議員の過半数以上により成立
3.議長選出
今井氏(永山会)
4.議事
1号議案 28年度事業活動
○総括 
各項目について例年通りに実施された。比良比叡トレイルの具体的なコース調査が実施
された。
○指導委員会 
山塾、指導員研修会を例年同様に実施した。
○競技委員会 
 国体競技に成年少年共男女が競技参加できた。
○強化委員会
昨年よりは順位を上げたが成年女子少年男女共予選通過はならなかった。
成年男子も本大会で昨年よりは順位を上げたが上位には至らなかった。
○高体連
欠席なので資料の成績一覧と総評を参照されたい。
○遭難対策委員会
山岳救助訓練(夏、冬)事前と本番の2回ずつ (冬防災ヘリが別途出動し飛来無し)
応急処置講習会  比良パトロール  登山届け指導会(春、秋)武平峠
シルバー登山教室(29年度より安全トレッキング教室と改名)の実施 他
○やまっこ委員会
会員数は延べ95名 岳連やまっこで活動者数54
28年度122回の山行計画が提出されすべて無事に下山報告を受けた。
 
○自然保護委員会
県内を湖北 湖東 湖南 湖西 及び低山 県外と分けて8回の山行で5回が実施された。
2号議案 28年度決算報告
資料内容の決算報告(一般会計、特別会計、遭難対策基金、積立金)と監査報告がなされ
た。
関連:人工壁の委託費が全て岳連になり、総額が膨らんだ。
質問:「山の日」日山協からの補助金は入っているか。
回答:補助金に入っている。(少年少女登山教室、山の日事業、山岳保険加入推進)
1号2号議案賛成多数で承認された。
3号議案 29年度役員
理事長:片岡氏→雲氏に交代、片岡氏は副会長に
高体連:人事異動に伴い担当が変更予定
トレイル委員会:委員長今井氏副委員長井上氏
意見:副会長藤堂氏の担当にスポーツクライミングを追加すべし
回答:了解
3号議案賛成多数で承認された。
4号議案 29年度事業計画
28年度の反省を踏まえて
滋賀国体に向けて競技強化委員会をスポーツクライミング委員会に統合した。
比良比叡トレイルの推進としてトレイル委員会を設置した。
少年少女登山教室は日山協の呼び名ジュニア登山教室は滋賀岳連の呼び名。
5号議案 29年度予算
資料内容の説明がなされた。
4号5号議案賛成多数で承認された。
連絡:会計のキャッシュフローが逼迫していますので各会の岳連登録費の納入は速やか
に実施を願います。
5.諸連絡
・年度初めでの諸連絡はメールにて配信するのでよろしく願います。
・遭難対策委員会
比良パトロールの要項及び割り当て表を例年通りに配布しますので、各会は実施を願いま
す。
・片岡前理事長より
長期にわたり皆さんの協力を得てここまでやってきました。
今後は副会長として岳連をサポートして行きます。長い間ありがとうございました。 
・雲新理事長より
数年後の国体には若い人を育てて行かないと、老化するばかりです。皆さんの協力をお願い
します。
・自然保護委員会
415()1回山行 佐和山城址 参加希望者は井上まで連絡願います。
・トレイル委員会
比良比叡トレイルは皆様の協力を得てコース調査が終了しました。
今年度も23次の下見があるので協力をお願いします。
・指導委員会
527日山塾を予定 山岳センターを利用し、オトシにて読図の実地研修をする。詳細は岳連
HPにて。
・高校生の冬山登山について
栃木での事故をもって冬山登山について禁止の方向で行政が動いている。高体連 岳連は
全登山についてどうあるべきかを話し合い危険だから一律禁止にならぬように動かな
ければならない。
・人工壁
新しいルートがセットされましたのでご利用ください。
6.國松顧問挨拶
皆様のおかげで岳連にかかわってきました。日山協副会長職は体調不良により辞退し伊藤
会長に交代します。
日山協は本年度より長い名前の日本山岳・スポーツクライミング協会となり、スポーツクライ
ミングに傾斜します。
7年後のびわこ国体に向け若い人たちの努力を期待しています。
閉会
 
                                            以上
 


自然保護委員会 平成29年度5月6日の山行「八雲が原」御連絡

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 5月6日に予定していた平成29年度第2回自然保護委員会の山行(八雲が原)ですが、井上体調不良のため、延期させていただきます。予定されていた方、誠に申し訳ございませんがご了解のほどお願いいたします。体調が回復して山にも行けるようになったら、改めて連絡させていただきます。どうぞよろしくお願いします。

登山届け指導会 春山の部

平成29年(2017年)度年間事業計画(滋賀岳連)案

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